新作スマホBCG(ブロックチェーンゲーム)である、「エルゴスム(ERGOSUM)」について初心者にもわかりやすく噛み砕いて解説していきます。
まだゲーム開始前であり、White Paper(プロジェクトの説明書のようなもの)にも詳しい内容が出ていない部分も多いので、更新され次第随時更新していきます。
ブロックチェーンゲームとは
ブロックチェーン技術というものを活用したゲーム。
NFTを扱うことができ、ゲームをプレイし暗号資産などを獲得できるものが多い。
また、データの改ざんが困難というメリットもある。
NFTとは
Non-Fungible Token の略で、代替不可能なデジタルデータという意味。
簡単に説明すると、他の人に送信や売買することができるアイテム。
公式サイト | https://ergosum-game.com/ |
X | https://twitter.com/ergosum_jp |
YouTube | https://www.youtube.com/@ergosum_game |
White Paper | https://whitepaper.ergosum-game.com/ |
10月17日ローンチ決定!
2024年10月17日にローンチすることが決定しました!
(延期する可能性はアリ)
新たに公開されたこちらのPVがゲームの雰囲気わかりやすいと思います!
エルゴスムとは?
エルゴスムは「Free to Play」と「Play and Earn」を融合させたスマートフォン向け新作RPGゲームです。
(スマホ向けですがPCにも対応するみたいです)
“禁忌に触れた少女達の運命“をテーマに、美麗なグラフィックと人類の起源に迫る物語によってエルゴスムの世界が演出され、GameFi(ゲーム×金融)の要素を備えたゲームシステムによりプレイ中にNFTを獲得する事ができます。
また、エルゴスムはこれまでブロックチェーンゲームで課題だった、参加ハードルの高さを取り除いたゲーム体験の提供をするために立ち上がったプロジェクトです。
エルゴスムをプレイするために、またはEarnする(稼ぐ)ために事前にNFTを購入したり暗号資産walletを作成する必要はありません。
初期費用0円で始められるということなので、ゲームが開始したら話題になりそうですね!
他のBCG(Play to Earn系)と比べるとブロックチェーンの要素は薄そうで、普通のスマホゲーにキャラ売買が追加された程度だと予想しています。
エルゴスムのゲーム性
エルゴスムは、キャラクターの成長感とトレジャーハントが醍醐味のゲームになります。
トレジャーハントで入手したアイテムを厳選してキャラクターに装備してビルドを組み、バトルで戦術を駆使して高火力を出せるようになる、というところがおもしろいと思えるようなバランス設計と演出になっています。
ビルド要素
キャラクターには4つのスキルが設定されており、その内3つのスキルはキャラクターに固定され、残り1つのスキルはロールごとに用意された複数のスキルから自由に1つ設定することができます。
これによりキャラクターの特性を担保しつつビルドの幅を広げていくことができます。
挑戦するダンジョンによって、最適なキャラクターの選出・装備・スキル設定を組み合わせましょう。
詳しくは「キャラクターについて」で解説します。
戦略性
どれだけ火力(ダメージ)を出せるか追求する事はゲームをプレイする魅力の1つだと考えています。
火力を出すには敵の特性に沿ったビルドを組み、効果的にスキルを使用することが重要です。
エルゴスムではセットされたスキルを敵の状態などを読みながら繋げていく(接続する)ことで大きな火力(ダメージ)を出すことができます。
スキルは同じキャラクター内でだけでなくパーティ間で接続することができ、非常に多くのパターンを生み出します。
BEST IN SLOT
エルゴスムはプレイヤーのゲーム進行度によってより強い装備品やより強くなるための素材が入手できる設計を取り入れています。
クエストをクリアして強くなるというサイクルの手助けをしてくれるようなものになると思われます。
キャラクターについて
エルゴスムは全てのキャラクターがLive2D(2Dイラストがヌルヌル動くやつ)によっていきいきと表現され、それぞれ専用のキャラクター物語が用意されています。
また、キャラクターにはロール・スキル・必殺技が設定されており、バッジとオーブと呼ばれるアイテムを装備することができます。
ロール
ロールとは能力的特性の役割を表したもので、ステータスの傾向とバトル中に使用するスキルの傾向が設定されます。
エルゴスムでは4種類のロールが用意されており、変更する事はできません。
スキル
キャラクターにはバトル中に使用する4つのスキルと1つの必殺技が設定されています。
4つのスキルの内3つがキャラクターに固定されており、残り1つがロール毎に準備された複数のスキルからプレイヤーが自由に1つ選んで設定することができます。
バッジ
バッジとはパッシブスキルが設定された装備品で、各キャラクターにプレイヤー好みの特性を付与することが可能となります。
バッジはロール毎に用意されており、同じロールのキャラクターに装備することができます。
オーブ
オーブはキャラクターに装備することでステータスを強化する装備品で、レアリティによって2~4つの特性が付きます。
バッジとオーブの組み合わせでキャラクターを自分好みにカスタマイズする事ができるので、エルゴスムの中でも重要な要素になると考えられます。
ディザイアボード
ディザイアボードとは、キャラクターを自由にカスタマイズする事ができる機能です。
ディザイアボードはポイントを割り当て、キャラクターのステータスとスキルを向上させる事が可能です。
自分好みにビルドができるので幅広い戦略が生まれそうです!
ゲーム内コンテンツ
NFTダンジョン
※仕様変更されて無くなっている可能性あり
NFTチケット自体はゲーム内で無料でプレイできるコンテンツからゲットできるみたいなので、無料で稼ぐことができると思われます。
- クエストでは、NFTチケットをドロップ報酬として獲得する事が可能です。
- NFTチケットは、マーケットプレイスでのトレードが可能です。
NFTチケットを使用すると、NFTダンジョンに挑戦する事ができます。 - NFTダンジョンをクリアすると、育成アイテムや装備品・レアなNFTスキンやNFTオーブを獲得する事が可能です。
- NFTダンジョンはチケット未所持のフレンドも参加可能です。
- 獲得したNFTスキンとNFTオーブは、マーケットプレイスでトレードする事が可能です。
- マーケットプレイスでNFTをトレードすることで暗号資産を獲得する事ができます。
※これらの要素は変更される可能性があります
レイドバトル
他のプレイヤーと一緒に強力な敵であるボスモンスターと戦う協力プレイです。
ギルドメンバーやフレンド等と協力することが可能で、様々な報酬を獲得する事ができます。
PVP
他のプレイヤーと対戦するコンテンツです。
シーズンランキングによってNFT等の報酬を受け取る事ができます。
また、ボスバトル・ギルドバトルという要素があるみたいですが、情報がまだ出ていないので詳細はわかりません。
さらに、各種イベントも開催するようです。
エルゴスムの稼ぎ方
エルゴスムは、ゲームをプレイして獲得したNFTスキンをマーケットプレイスで売ることで稼ぐことができます。
「ゲーム内でトークンを獲得してそれを売って稼ぐ」という形ではありません。
ここからはNFTスキンについて解説していきます。
NFTスキンについて
エルゴスムには「NFTスキン」のNFTが用意されています。
NFTスキンは、ゲーム内に表示されるキャラクターのビジュアルを変更することができるものです。
NFTはマーケットプレイスで売買することができます。
https://market.ergosum-game.com/
NFTスキンの獲得方法
NFTスキンはキャラクター毎に数量限定でゲーム内でドロップされます。
ゲーム内で保有しているキャラクターに対応したNFTスキンがドロップされ、多くのキャラクターを保有する事でNFTスキンのドロップ機会が上昇します。
また、イベント・ランキング・ギルドバトルの報酬では対応したキャラクターを保有していない場合でもNFTスキンを獲得する事ができます。
NFTの保有効果
NFTスキンを保有することでキャラクターの戦闘中の各種ステータスを上昇させる効果(バフ)が発動します。
ステータスを上昇させる効果は各スキンに3つ付与されており、それぞれの効果内容と効果値はスキンリロールチケットを使用することでリロールすることができます。
NFTスキンは1キャラクターにつき3種類用意されており、3種類全てのNFTスキンを保有する事で全デッキに対してバフ効果が発動され価値が永続的に保全されます。
スキンリロールチケットの入手方法
- エルゴスムマーケットプレイス内でFCTで購入
- NFTスキンのburn(焼却)で獲得
- アプリ内で直接購入
NFTスキンのburn(焼却)
獲得したNFTスキンはエルゴスムマイページよりburnすることができます。
NFTスキンをburnすることで3万円相当分(ローンチ時想定の時価)のスキンリロールチケットが獲得できます。
※NFTスキンの各種効果及びリロールとburn機能はゲームローンチ後のアップデートで順次公開予定となっております。
※burnした際に獲得できるスキンリロールチケットの枚数は市場価格により調整されます。
つまり、裏を返せばNFTスキンは3万円分の価値がある、とも言えますね!
NFTの発行数制限
エルゴスムの特徴として、NFTの発行数がユーザー数によってシステマティックに制限される、ということが挙げられます。
「徹底的に制限されるmint」 NFTのmintはユーザー数によってシステマティックに制限され、ユーザー数の3%のみ
NFTを保有することでキャラクターの各種ステータスを上昇させる効果(バフ)が発動、ゲームを優位に進めることができるため、ゲームユーザーは必ずNFTが欲しくなります
mint制限と強力なバフがNFTに価値をもたらす、それがエルゴスムのベースシステムです
公式Xより
具体的には、NFTスキンの発行数(mint数)は前日のDAU(Daily Active Users)の数によって変動し、前日のDAU×3%を最大発行数としてゲーム内でドロップされます。
NFTプレセール開始
エルゴスムのNFTのプレセールが開始しています。
執筆時点(2024年8月9日)では3rdセールが開催中です。
https://ergosum-game.com/third-sale/
トークンについて
エルゴスムでは「FCT(Fave Character Token)」というガバナンストークンを発行しています。
トークン名 | Fave Character Token |
トークンシンボル | FCT |
発行上限 | 6,000,000,000 |
コントラクトアドレス | 0x854bcBCC481e2dBbD51CaC80A27f160212566ae6 |
トークン規格 | BEP-20(BNBチェーン) |
FCTの使い道としては以下のようなものがあります。
- NFTプレセールの購入
- 保有数によって特典(エアドロップ)
- NFTスキンのトレード
- NFTスキンに付与される効果のリロール
MEXCにて上場
FCTは5月24日にMEXCという取引所に上場しました。
NFTのプレセールに参加する場合やエアドロップを狙う場合はMEXCにて購入することになります。
※MEXCではFCTはFAVEと表示されていますがどちらも同じものです
トークンアロケーションはこちら
以前のトークンアロケーション
ゲーム内ではトークンは獲得できないので、NFTを獲得してそれを売って稼ぐかたちになりそうですね。
ロードマップ
ロードマップは下の画像の通りとなっております。
開発会社について
エルゴスムの開発会社は、「CROOZ Blockchain Lab」という会社で、CROOZの子会社です。
エルゴスム以外のゲームは、「PROJECT XENO」「エレストワールド」があります。
PROJECT XENOは国内ブロックチェーンゲームの中でも成功している部類のブロックチェーンゲームと言えるので、エルゴスムにも期待したいですね。
エルゴスムに関するニュース
東京ゲームショウに出展
エルゴスムは東京ゲームショウ2023にて出展しました。
リアルガチャイベントを行ったり、有名コスプレイヤーさんがエルゴスムのコスプレをしたり、と盛りあがっていました。
(私も実際にブースに行きガチャ回してきました!)
#TGS2023 全日程終了
— エルゴスム【公式】 (@ergosum_jp) September 24, 2023
ブースへお越しいただいた皆様ありがとうございました
コスプレ撮影会やフォトブース等、楽しんで頂けましたでしょうか
エルゴスムの今後につきましては引き続き公式Xをご確認ください
これからもよろしくお願いします#エルゴスム #Ergosum pic.twitter.com/l3LpJ9JJdX
『東京ゲームショウ2023』1日目は
— えなこ (@enako_cos) September 23, 2023
CROOZ gumiブースのステージに出演してました!
カシウスとアリアのコスプレをしたよ🙌
本当にたくさんの人が撮影してくれて嬉しかった…🥳✨
ブースに来てくれた皆さん、ありがとうございました〜!!#TGS2023 pic.twitter.com/8muMFBF77b