この暗号資産界隈で詐欺被害が日常的に起こっており、初心者は特に狙われやすいので注意が必要です。
今回はTwitter上での詐欺に絞って具体例と対処法について解説していきます。
Twitterを使った詐欺の例
詐欺DM
Twitterに限らずDiscordやTelegramもですが、DM(ダイレクトメッセージ)は基本的に全て詐欺です。
無視しましょう。
※フォロワーが多い場合、本物のPJからDMがくることも稀にあるみたいです
いくつか詐欺DMの例を紹介します。
アカウントを渡される系DM
下の画像のようにwebサイト名とパスワードが送られてきて、中に3億円の資金が入ってるみたいなそんなうまい話はありません。
接続しないようにしましょう。
似たようなものだと、ウォレットのシードフレーズが送られてきて、ここに資金が入ってるから〇〇〇〇みたいなものもありますが全部詐欺です。
偽プロジェクトマネージャーDM
「ゲームのテスターを募集している。報酬も渡す。」
のようなものもありますが、ゲームをダウンロードするとウイルスが入っておりPCがハッキングされ資金やパスワードなど全て抜かれてしまうので絶対にやらないようにしましょう。
最近はLINEに誘導してくるタイプもあるみたいです。
サポートを装うリプライ
これはかなり有名ですが、「metamask」や「メタマスク」とツイートすると十数件「サポートが必要な場合はこちらのメアドまで」のようなリプライが飛んできます。
これらは全て初心者を狙ってサポートになりすます手口なので無視しましょう。
日本語で来ても知らない人からならスキャムを疑った方が良いです。
偽公式アカウント
下の画像のように偽公式アカウントは多数存在しています。
偽公式アカウントのツイートやプロフィールのリンクは偽サイトに飛び、ウォレットの資金やNFTが抜かれてしまう可能性があるので気をつけましょう。
また、フォロワー数やいいね、リツイートの数を買っているアカウントもあり、フォロワー数などは参考にならないので注意しましょう。
引用RTやリプで知らない人からタグ付けされる
Twitterの通知が来たと思ったら、知らない人から引用RTやリプライでタグ付けされていた。という経験は無いでしょうか?
これは詐欺プロジェクトや偽サイトへの誘導なので無視しましょう。
詐欺から身を守るにはどうすればよいか
ここからは対策方法について解説します。
自分がフォローしている人にフォローされているアカウントか確かめる
これが一番有効的な対策になります。
暗号通貨界隈にいると、有名なインフルエンサーや暗号通貨仲間をフォローしていると思います。
その人がアカウントをフォローしているかどうかを確認できるのです。
インフルエンサーや仲間がそのアカウントをフォローしているかどうかは、かなり有効的な判断基準になります。
フォロワーが多いプロジェクトでも、誰も知っている人がフォローしていないならそれはかなり怪しいアカウントである、ということです。
アカウントの作成日が2010~2012年
これは持論ですが、アカウントの作成日が2010~2012年くらいのアカウントは、詐欺をするためにアカウントを買ったものであることが多いと感じています。
アカウントの作成日が新しい場合、捨て垢だと思われて警戒されやすいので、古いアカウントのほうが信頼されやすいという心理をついてきているのです。
個人的には2019~2022年前半に作成したアカウントは比較的信頼できるかなと思っています。
アカウントの転生履歴を確認する
少しでも怪しいアカウントだな、と思ったらアカウントの転生履歴を確認したほうが良いです。
こちらのサイトを使えば、以前の名義を確認できます。(前の名義でこのサイトで検索された場合のみ)
https://idtwi.com/
たまに転生前のアカウント名が確認できるのでチェックしておいた方が良いですね。
無視する
正直、初心者のうちは無視するのが一番良いと思います。
アカウントの信頼性を確かめるのが時間の無駄というのもあります。
周りの人に相談する
自分が何らかのコミュニティに所属している場合、詐欺かどうか怪しいものが来たら相談してみましょう。
優しい人が多いと思うので親身になって調べたりアドバイスをくれると思います。
どこにも所属していない場合はどこかのコミュニティに属してみることをおすすめします。
もしくは、私にDMをいただければ返信するかも知れません。
https://twitter.com/8bee_bcg
まとめ
Twitterにはたくさんの危険がありますが、非常に有益な情報を得ることができるツールです。
詐欺に気をつけながらTwitterを活用し、有意義な暗号資産ライフを楽しみましょう。